【立腰教育】~立腰による7つのメリット~

保育園で取り入れてある教育的活動には多くの種類がありますよね。

よく、「当園では○○式の体育活動を・・・」や「○○式の音感教育を・・」という事を説明されてある保育園のホームページや入園案内を目にします。

今回は保育園での様々な教育の中の1つ。

”立腰教育”について紹介していきたいと思います。

そもそも立腰教育ってなに?


これ、私も抱いた疑問でした(笑)

この立腰というワードを知ったのは、私が現在勤務している園へ就職の話を頂いた時でした。

幼児期にも大切な立腰とは?

この立腰、簡単に説明すると”腰骨を伸ばし曲がらないように保つこと”です。

姿勢というのは成長するにつれ自然と良くなっていくものではありません。

姿勢は習慣にしたり意識したりすることで改善されていきます。

この「腰骨を立てる」という行為を子どもたちが意識できるよう、園で過ごす時間の中で綺麗な姿勢を保つという事を時間をかけながら身に付けられるように取り組んでいっています。

私たちの園でも全クラスが一つの部屋に集まり、クラシックの音楽を流しながら綺麗な姿勢を保つという事に取り組んでいます。

最初の頃は正直、姿勢が改善されていくのか半信半疑でしたか、時間を掛けて取り組んでいくことで、立腰の時間だけではなく日常生活の中でも子どもたちの姿勢が綺麗になり、これから書いていく良いことが子どもたちの姿にも見られるようになってきました。

この立腰は子どもだけではなく、大人にとっても良い効果が期待されるという事で大人へ向けた姿勢の重要性を説いた本の出版もされるほどです。

立腰ができていないとこんな事が・・・


背中が丸まってしまうと、体の様々な所に負担がかかり、体の不調としてあらわれます。

姿勢の悪さが影響を及ぼすトラブルをいくつか紹介します。

背中が丸まってしまうと、背中(背筋)に負担がかかるので頭痛を誘発してしまう事があります。

立腰ができていないと起こる体の異常|①頭痛

立腰ができていないと起こる体の異常|②肩こり・首こり

首や肩の筋肉にも負担がかかり、肩こりや首こりを感じるようになります。

立腰ができていないと起こる体の異常|③腰痛

こちらも肩こりや首こりと同様、腰の筋肉に負担がかかり痛みが出ることが。

立腰ができていないと起こる体の異常|④慢性疲労

姿勢が悪いと体の筋肉にアンバランスな負担がかかり、知らず知らずのうちに

疲れが蓄積し、慢性的な疲労につながります。

立腰ができていないと起こる体の異常|⑤自律神経への負担

背中が丸まると背骨や背骨の中を通っている神経、そこからつながる自律神経への負担になります。

自律神経は心臓の動き、血流の流れ、食べ物の消化吸収、呼吸など様々な活動に関する重要な神経です。

自律神経がうまく機能しなくなる「自律神経失調症」を起こすことがあり、下痢便秘、腹痛、低体温、多汗、動悸、倦怠感、疲労など様々な症状となってあらわれてきます。

立腰ができていないと起こる体の異常|⑥酸素不足

背中が丸くなっていると深い呼吸がしにくくなるため、脳内の酸素量が不足気味に。

酸素が不足すると集中力や思考力、判断力、創造力などが低下します。

 

このように丸まった背中は見た目が悪いだけではなく、体の健康や心の健康に

大きくかかわってくるのです。

立腰による7つのメリット


立腰が身に付くと良いことがいっぱい。

綺麗な姿勢を意識的に保つことで「姿勢体力」が身についてきます。

この姿勢体力とは体を真っすぐ立てて姿勢を保っておくことに必要な筋力とバランス感覚のことを言います。

この筋力とバランス感覚が備わることで姿勢を保つことができるようになってきます。

この姿勢体力がつく事によってもたらされる7つのメリットを紹介していきます。

立腰のメリット|①第一印象が良くなる

初めて会った人の背骨が曲がった状態だと”暗い”や”自信がなさそう”といったマイナスのイメージを抱かれがちです。

もちろん人の価値は見た目で測れません。

大事なのは中身だと思います。

しかし、心理学的にも相手が第一印象で抱かれた人物像は修正されるのに多くの時間を要してしまいます。

友達を作る場面や成長して社会に出てからも人に良い第一印象を与えるという事は大切なことです。

素敵な第一印象を与えられるという事は人生に大きな財産になるでしょう。

立腰のメリット|②体に余計な負荷が掛からない

私たちが日常的に行っている動作のほとんどが首を前に倒したり、前かがみにならないと出来ないことばかりです。

つまり、首や肩、背中に常に重たい頭を支える為に負荷が掛かっている状態です。

筋肉に負荷が掛かり続けてしまうと血行が悪くなり、首や肩、背中が凝ったり、張ったりする症状が出てきます。

姿勢体力がつき、頭を真上に引っ張られるようなイメージで姿勢を保てるようになることで、体に掛かる負荷を軽減することが出来るのです。

立腰のメリット|③脳の活動が促される

脳が働く為に必要なのが「ブドウ糖」と「酸素」です。

脳に酸素を取り入れるために人が自然と行っていることが呼吸です。

背中が曲がった状態で息を吸うのと背中を伸ばした状態で息を吸うのでは取り入れられる酸素の量が変わってきます

呼吸をする際大きな役割を担っているのが肋骨に覆われた胸郭です。

息を吸い胸郭が広がることによって肺も十分に伸縮し、空気をしっかりと出し入れすることができ、深く呼吸をすることが出来ます

そのため、背骨が曲がった状態の時よりも多くの酸素を取り入れることができ、脳が活発に働くようになるのです。

脳が活発に働くことにより、集中力がつき、記憶力や理解力も向上します。

立腰のメリット|④空間認知能が高められる

この空間認知能というのは空間の中で位置や時間、形などを認識する能力のことです。

・情報を正しく理解する。

・先の事を予測して段取りを整える。

・アイデアを絵や図で表す。

・見たり聞いたりしたことをもとにイメージをふくらませる。

このようなことはすべて空間認知能によって行われています。

体を真っすぐに立てた姿勢で対象となる物を見ることで形、位置、距離などの情報が正確に目から脳へと届けられます

すると空間認知能がそれらをスムーズに情報処理することができ、思考力、理解力、分析力、判断力、創造力などの能力を促すことができるのです。

立腰のメリット|⑤集中力が増す

脳を集中した状態にするには空間認知能の力が関与してきます。

上記で述べているように

空間認知が活発に働くことで集中力がどんどん高まっていきます

綺麗な姿勢を保つことで体への負担も軽くなり、集中しやすくなる効果もあります。

立腰のメリット|⑥ポジティブな感情になりやすい

姿勢はメンタルにも影響をもたらします。

人間の脳は体の反応をもとに状況を判断する性質があります

例えば、楽しい気分でなくても口角を上げ、笑顔に似た表情を作る事で脳は「笑顔=楽しい」と判断し幸福な気分に関わる物質を分泌する様になります。

背中を伸ばして胸を張った姿勢になる時はどのような気分の時でしょうか?

決して消極的な気持ちではなく、自信がある、嬉しいなどのポジティブな感情の時だと思います。

この脳の性質を活用することで脳にポジティブな感情を認識させるという事なのです。

立腰のメリット|⑦運動能力がアップする

運動能力と姿勢には密接な関係があります。

野球やサッカー、バスケットなどあらゆるスポーツで重視されているのが「体の軸」です。

背骨を真っすぐに保つ事で体の軸が真っすぐ伸び、走る、投げる、蹴る、飛ぶ、回転するなどスポーツに必要なプレーの質や精度が上がるのです。

軸を真っすぐに保てる能力を身に付ける事で動きをコントロールできるようになりパフォーマンスが上がるという事なのです。

「運動神経がいい」=「脳と筋肉を結ぶ運動神経が正確に情報伝達を行い、思い通りに動ける」という事なのです。

まとめ


園での教育的活動に立腰を取り入れることによって子どもたちの人生の中で大きな利益となりうるものが身に付いていくという事が認識できたのではないかと思います。

この立腰は園のみではなく、ご家庭でもちょっと意識し、声をかけてあげるだけでも子どもの利益につながります。

大事な子どもたちの未来が少しでも良いものになるよう私たち大人が出来ることを常に意識しながら子どもたちと関わっていきたいですね。

立腰は子どもだけでなく、大人にもおすすめです。

ある企業では朝の朝礼時にこの立腰を取り入れている企業もあるそうです。

大人でも大きく影響を与える姿勢。

この姿勢を改善するためのプログラムがあります。

興味がある方はぜひ体験されてください♪

basiピラティス

最後までご覧いただきありがとうございました♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください