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「なんで寝てくれないの~😢」と子どもの寝かしつけの中で少なからずストレスを感じてしまう事…ありますよね。
まだ言葉をうまく発せない乳児や低年齢の子どもなら特に、理由を理解してあげれず寝つきに時間がかかってしまうという事が多いでしょう。
子どもの睡眠トラブルはざっとあげるだけでも、
- 夜泣き(夜中に突然泣き出す)
- 寝かしつけに長時間を要する
- 早朝起き(早朝4時、5時に起きる)
- 寝ぐずり
- 起きぐずり(時間になってもすっきり起きない)
- 背中スイッチ(寝床に置くと起きる)
- 夜中の頻回起き
- 夜中の覚醒
様々なものがあり、子育てをされている方は一度は経験があることではないでしょうか?
今回はそんな子育ての中の悩み~赤ちゃんが寝ない~という事にスポットを当て、その悩みの解消していきます。
この記事を最後まで見ることで、赤ちゃんの寝ないがしっかりと改善していくことでしょう♬
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赤ちゃんが寝る為に知っておくこと
赤ちゃんが寝る為に
赤ちゃんの睡眠トラブルの代表的なのが夜泣き、長時間の寝かしつけ、早朝起き、です。
理想としては「今日も楽しかったね。明日もいっぱい遊ぼうね。大好きだよ。おやすみ。」
と言ってぐっすり眠れることが理想でしょう。
日中にもたくさん活動したから寝てくれる。と思う方も多いかと思います。
”疲れると眠くなるので寝る”というのは大人には当てはまることなのですが、赤ちゃんにはこれが当てはまらないのです。
赤ちゃんは疲れ過ぎると逆に眠れなくなってしまうのです。
赤ちゃんが寝ない理由にはホルモンが関係していると言われています。
そのホルモンはコルチゾール(通称 ストレスホルモン)と言われており、本来は自然な目覚めを促すホルモンなのですが、体が疲れすぎた状態だとこのストレスホルモンが過剰に分泌され、子どもが興奮状態になりその結果、うまく眠れずぐずってしまったり夜泣きをしたりする原因になってしまうのです。
そのため、赤ちゃんが疲れすぎる前に眠らせる。
これが大事なポイントになってきます。
まずは子どもが眠くなった時のサイン=眠い合図にしっかり目を向けていきましょう。
赤ちゃんが寝たい時に見せるサイン
赤ちゃんが眠くなった時に示す行動には
- あくび
- ぐずる
- 目をこする
- そわそわする
- 目を大きく開く
- 叫ぶ
- 顔を保育者にこする付ける
- 耳を引っ張る
- 顔をこする
- 反応が遅くなる
- おもちゃに興味がなくなる
- 背中を反らせる
- 転ぶ
- 物にぶつかる など
があります。この中の「あくび・ぐずる・目をこする」の行動が起きているときにはすでに疲れ過ぎている可能性が高くなっています。
上記のサインをできるだけ見逃さないようにし、「あくび・ぐずる・目をこする」が起きる前に寝かしつけをができるように心がけていきましょう。
赤ちゃんの寝るベストな時間
月齢 | 活動時間の目安 | ベストな睡眠時間 (合計) |
0~1カ月 | ~40分 | 約14時間 から 17時間 |
1~2カ月 | 40分~1時間 | |
2~3カ月 | 約1時間~1時間20分 | |
4~5カ月 | 1時間20分~1時間30分 | 約12時間 から 15時間 |
6~8カ月 | 約2時間~2時間30分 | |
9カ月 | 約2時間30分~3時間 | |
10~1歳2カ月 | 約3時間30分~4時間 | |
1歳3カ月~1歳半 | 約4時間~6時間 | 約11時間 から 14時間 |
1歳半~3歳 | 約6時間 | |
4歳~5歳 | 約5時間~12時間 | 約10時間 から 13時間 |
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000310448
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」より引用
この表はあくまでも目安です。子どもの成長スピードや活動量によって前後しますので、すべての子どもにぴったりと当てはまるわけではありませんが、多くの場合、この活動時間を超えると疲れすぎる可能性が大きくなります。
ストレスホルモンがの分泌が多くなり、交感神経の活動が活発になり眠れなくなるという悪循環に。。。
この表の活動時間、眠い合図を参考にし、活動時間をオーバーする前に寝かしつけをすることで睡眠トラブルが改善されることがあるのでぜひ、参考にしてみて下さいね。
もちろん、睡眠トラブルには他にも様々な要因が関わっていることもあるのでこれだけでは解決しないこともありますが、疲れすぎる前に寝かせるは、寝かしつけの大切な基本です♪
赤ちゃんが寝る為にやめるべき行動
以下の項目をご自身の行動と照らし合わせながら考えてみて下さい。
- 寝る前は子どもが満足するまでたくさん本を読んであげている。
- 寝冷えをしないように、服は1枚多めに着せている。
- 冬でも寝室は25℃に設定している。
- 寝るときの照明は天井の常夜灯にしている。
- 子どもが完全に寝ついてからベットに置く。
- 子どもが寝ているときは、出来るだけ音を立てないように注意している。
- 夜中のおむつ替えの時、よく見えないのでその時だけ照明をつける。
- 夜中、「あー」「うー」と言ったらすぐにあやす。
- 夜中の授乳時は「よく飲むねー」「いい子だね」と声をかける。
- 自分の事は後にして、子どもを寝かせることを最優先にしている。
あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
上記であげた項目は日常の中で当たり前のように行っている方も多いと思います。
ですが、これらの項目すべてが子どもの睡眠を妨げている可能性があるのです。
夜中のおむつ替えの時など暗さから照明をつけたり、赤ちゃんに声を掛けながら丁寧におむつを替えたりする事を意識してある方も多いと思い。
確かに愛着形成の面で考慮すると明るいところで目を合わせ、声を掛けながら関わってあげることは大切な事。ですが、子どもの睡眠に関してはおすすめできることではなく、脳の覚醒を促してしまう行動になってしまうのです。
また、「あー」や「うー」などの声をあげたり、激しくてうごかしたり、目を一瞬開いたとしても、脳波をみると眠っているという事もあり、少し様子をみるとまたすぐにねむっているという事もあります。この現象は子どもの脳が未熟なために起こる現象です。
この現象は脳が活発に動いているレム睡眠の時にも起こり、目が素早く動いたり、体がピクピク動くこともあります。
この時に起こしてしまうと夜中の覚醒がクセになってしまう事があるので注意が必要です。
人間の脳の発達は良質な睡眠とリンクしています。
人間の脳は生後、外部からの様々な刺激を受けながら少しずつ発達していき、12歳くらいで大人の脳へと成長すると言われています。
睡眠のパターンを見ると生後すぐは記憶や運動機能に深く関り、脳の発達に重要なレム睡眠がほとんどで、次第にレム睡眠が減って12歳くらいで大人の睡眠パターンになります。
正常な脳の発達には良質な睡眠が不可欠ですし、脳の正常な発達に応じて子どもの睡眠も変化していきます。
良質な睡眠をとっていくためにも欠かせない3つの睡眠の土台を赤ちゃんが寝る為の環境づくりで紹介していますのでこちらも要チェックです。
多くの保護者さんが抱えている子どもの睡眠についてのトラブル解消のためのきっかけとなり、子育ての負担が少しでも和らぐ事を願っています。
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