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子育ての悩みとして多くの方が抱えてのある悩みの中の1つ”子どもが寝ない”事の解決の手助けになるよう、
赤ちゃんが寝る為に欠かせない事を書かせていただきました。
今回は良質な睡眠をとっていくためにも欠かせない3つの睡眠の土台の中の1つ睡眠環境についてお伝えしていきます♪
子どもの月齢や成長、兄弟の有無などによって異なる部分もありますが、基本的な部分は共通していることがほとんどで、子どもの睡眠を整えるうえで大切な要素になってきます。
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目次
赤ちゃんが寝る環境の重要性
子どもを寝かしつけるために寝る前の環境を工夫しようとしがちですが実はあまり意味がありません。
質のいい睡眠を作るための土台は朝の日光浴から始まっているのです。
寝るための環境づくり日光を浴びることの大切さ
日光を浴びる時間が不足してしまうと、睡眠不足や寝つけなくなってしまう事も発表されています。
この時に関与してくるのが睡眠ホルモン(メラトニン)という物質です。
この睡眠ホルモン(メラトニン)は勝手に合成されるものではありません。
朝、起きてから日光を15分ほど浴びることでセロトニンという気分の安定に大切な神経伝達物質の合成・分泌量が増えます。
このセロトニンがあって初めて脳の中に睡眠ホルモン(メラトニン)が盛んに合成・分泌されるようになります。
日光浴で得られる効果
赤ちゃんは母乳からメラトニンを受け取っているのですが、その量は少なく、自身で分泌することもできません。
生後3カ月頃からメラトニンは体内で合成・分泌されるようになってきますが新生児期からの日光浴はとても大事になってきます。
日光を浴びることで少しずつ体内時計が確立していき、昼夜の区別がついていくのです。
赤ちゃんが寝る為に日光浴や散歩へ
朝起きたらまずはカーテンを開け、日光を約15分程浴びましょう。
この習慣を繰り返すうちに赤ちゃんでも「日光を浴びる=起きる時間」という事を認識できるようになっていきます。
もし、時間に余裕があったり、体調面でも問題がなければ朝、15分程外に出て散歩をしましょう。
この散歩の時間ですが買い物や兄弟の幼稚園などの送迎のついででもOKです。
5~10分程でも効果は期待できるのでぜひ試してみましょう。
散歩ができない場合でも大きな窓のある部屋の中で過ごすだけでも効果はあるので、天候など様々な環境を考慮しながら選択されてくださいね。
赤ちゃんが眠る時に大切な明るさ
基本的には遮光カーテンを付け、照明はすべて消し、真っ暗な状態で朝まで眠らせることが理想です。
しかし、夜中のおむつ替えの時などの、暗すぎると作業ができないという事もありますよね。
つい、天井についている照明をつけてしまいがちですがそれはNG。
足元だけをうっすら照らす‘‘おやすみライト‘‘で子どもの眠りを妨げないようにしましょう。
使い始めは暗くて手間取ってしまうかもしれませんが、だんだんと慣れてくると思います。
ライトの色は赤、オレンジ、ピンクなどの暖色系で2~3ルクス以下のものがおすすめです♪
赤ちゃんが眠った時の環境はそのままで
「子どもが寝た後は電気を消したほうがいいの?」という質問を受けることがあります。
子どもが寝た後も‘‘おやすみライト‘‘は付けたままにしておきましょう。
もし夜中に目が覚めてしまった時に寝ついたいた時の状況と目覚めた時の状況が変ってしまっていると不安を感じてしまい、夜泣きや夜中に覚醒してしまう原因にも繋がってしまいます。
赤ちゃんにおすすめの睡眠環境【音】
赤ちゃんの睡眠時には‘‘安眠ノイズ‘‘を
ノイズといえば必要な情報をかき消す雑音ですが、このノイズの中には子どもが安心して眠れる魔法の音があるのです。
それが、テレビやラジオなどのシャーッという砂嵐の音と波や小川のせせらぎなどゆらぎのある自然音です。
これらの音には眠りや集中を妨げる雑音や生活音を打ち消す効果があり、癒しやリラックス効果をもたらします。
赤ちゃんの睡眠に欠かせない安眠ノイズを代用しよう
先程述べたシャーッという砂嵐の音や波や小川のせせらぎなどゆらぎのある自然音のほかにも、安眠ノイズを発する専用機器やCD、インターネットでも検索することができます。
この安眠ノイズは換気扇の音でも代用できます。キッチンやお風呂などの換気扇を回して活用してみましょう。
この方法は旅先のホテルなどでも応用できるのでおすすめですよ。
赤ちゃんが眠る時、静かすぎるのは逆効果?
赤ちゃんや月齢が低い子に多くみられる傾向なのが無音による不安の増大です。
赤ちゃんが母親に胎内にいるときにドクンドクンという母親の心音やザーザーという血流音は胎内でずっと聞いてきた音なので、生後に聞かせることで安心感を与える効果があります。
新生児や月齢が低い子には特に安眠ノイズが効果的でしょう。
赤ちゃんが眠った時の状況はそのままで
安眠ノイズを利用するときには寝かしつけから、朝起きるまで流し続けることが大切です。
こちらもおやすみライト同様、夜中に起きた時も寝かしつけと同じ状況が続いているため子どもは安心し、再び眠ってくれる確率が高くなります。
寝る環境の中でも大切な寝る時の室温や服装
子どもが睡眠時に最適な部屋の温度や湿度、服装はどういったものなのでしょうか?
最適な温度
子どもの睡眠の最適温度は20℃~22℃と言われています。
少し寒くない?と心配になる方もおられるかもしれませんが実は子どもの睡眠にとっては適温なのです。
子どもの体温が高くなり過ぎないよう、大人が薄着で快適と感じる温度を保ち、過度に服を着せたり、温めすぎないことをおすすめします。
実際に温度を下げ、部屋を涼しくしたら夜中に起きなくなった、夜泣きがなくなったというケースも多くあります。
子どもの睡眠の最適温度は20℃~22℃なのですが、これはあくまでも目安です。
部屋の位置や方角、エアコンの設置場所によっても室内の温度は変化しますし、子どもの平熱によっても左右されるため、次のポイントもチェックしてみましょう。
- 大人が寒いと感じる室温か
- 子どもが背中や頭に汗をかいていないか
- エアコンの風が直接あたっていなか
大人が肌寒さを感じる温度でも子どもの手足が冷えてしまっている場合は寒すぎるので注意が必要です。
最適な湿度
子どもの快適な睡眠には室内の湿度のコントロールも重要です。
湿度は40%~60%を保ちましょう。
加湿器を購入する場合はスチーム式以外を選ぶことをおすすめします。
理由としては
①部屋の温度が上がりやすい。
②カビや雑菌が繁殖しやすい。
といった理由が考えられるからです。
もし、加湿器の購入をお考えの際はこの点にも意識して選ばれてみて下さい。
最適な服装
子どもの快適な睡眠の為に大切な服装は子どもの成長や季節に合わせて調整をすることが大切です。
(新生児)
- 夏 100%綿 半袖+長ズボン+おくるみ
- 冬 100%綿 長袖+長ズボン+おくるみ
(寝返りを始めたら)
- おくるみを止め、スリーパーやスリープサックを使用
- 夏 100%綿 長袖+長ズボン(暑い場合は半袖+半ズボン)
- 冬 100%綿 下着+長袖+長ズボン+スリーパーまたはスリーパーサック
参考にしてみて下さい♪
多くの方が抱えている子どもの睡眠に関する悩み。
子育てに携わる一人だけが気をつけることで子どもの睡眠に関する悩みが改善するわけではありません。
子育てに関わる全員が共通の認識で、一貫性をもって取り組んでいくことが重要です。
家族と協力しながら「子育って大変だけど、楽しい!」という想いを共有し、一緒に成長していきたいですね。
では3つの睡眠の土台の中の1つ幸福感についてお伝えしていきます。
こちらもご覧になってくださいね。
今回お伝えしてきた内容で少しでも子どもの睡眠に関する悩みが改善することを願っています。
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