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離乳食中期に移行しようかとお考え中のあなたの為に、離乳食中期に移行する前にしっておかないといけない離乳食中期の知識をまとめます。
この記事を読んで、離乳食中期に気を付ける事を知り、少しずつ離乳食中期の準備を進めていきましょう♪
どんな小さなことでも環境の変化には不安や悩みがついてきますよね。
この記事を読んでいるあなたの離乳食への不安や悩みを解決し、大切なお子さんが楽しい離乳食の時間を過ごせるようお力添えをさせて頂きます。
ぜひ、最後までご覧ください♪
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目次
離乳食|中期へと移行するための目安は・・
離乳食初期の食事がスムーズに食べられるようになったら、離乳食中期の離乳食へと移行しましょう。
あなたのお子さんが離乳食中期へと移行できるかは以下の事をチェックしてください。
離乳食|中期へ移行できるかは、ここをチェック!
◎水分を減らしたベタベタ状の離乳食を食べられるようになる
離乳食初期の食事といえば液体に近いトロトロ状の食事ですよね。
離乳食初期の食事から少し水分を減らしたベタベタ状の離乳食でも難なく食べられるかを観察しましょう。
◎モゴモゴと口の動きが活発であるか
離乳食初期の食事で口の周りの筋肉が発達すると舌の可動域が増え、前後だけではなく上下にも舌が動くようになります。
食材を舌で上あごに押しつけて上手にモグモグができていると左右の口角が同時に伸び縮みするのがわかります。
◎主食・おかずを合わせて子ども用の茶碗半分程が食べられる
離乳食初期の食事1回で、主食(10倍粥)・おかずを子ども用の小さな茶碗の半分ほどの量を食べきれるかもチェックを。
離乳食中期は食事量も増えますので、あなたのお子さんの現状を見ながらゆっくりと進めていきましょう♪
◎離乳食初期の食事を喜んで食べることができている
離乳食中期へ移行するにあたって一番重要なポイントです。
離乳食の進め方 5カ月~6カ月の赤ちゃんの離乳食で気を付けること
にも記載しているように、食事の基礎を固めていくのが離乳食です。
あなたのお子さんが離乳食初期の食事をしっかりと喜んでいるか、という事も大きな判断基準です。
あなたのお子さんが離乳食をしっかり喜んでいる、楽しめているという姿が伺えれば、離乳食中期へと移行できる時期にさしかかっていると言えるでしょう。
離乳食中期の進め方のポイント
中期へと移行する際に忘れてはいけない事
◎モグモグ、ゴックンの確認を
お子さんが数秒間モグモグし、飲み込んだことを確かめ次のひとさじを与えましょう。
この時期はスプーン運びが早くなりがちなので注意が必要です。
この時期の目標は”舌と上あごでつぶして食べる”という事です。
この目標を忘れずにゆったり進めていきましょう。
◎便の状態をしっかりチェック
最初の方は便の中に野菜がそのまま出てくることがあるかもしれません。
月齢が進み消化・吸収力がつくと、そのまま出てくることは減ってきます。
下痢便でなければあげるのを中止する必要はないのでしっかりチェックしましょう。
◎授乳のリズムは大切に
離乳食の量が増えるにつれて、母乳やミルクの量は減ってきます。
しかし、あなたのお子さんがほしがれば授乳のリズムに沿って与えましょう。
◎まだ牛乳はNG!
飲み物として与えるのは離乳食完了期からです。
離乳食に牛乳を使い始めるのは離乳食中期から可能です。
ただ離乳食後期までは、「牛乳は調理として使う」という事をお忘れなく。
調理する牛乳の目安は70mlです。
離乳食を進めながらアレルギーのチェックを
使用できる食材が増えてくるので、必ずアレルギーチェックも併せて行いましょう。
鶏卵のアレルゲンの大部分は卵白なので、離乳食ではアレルゲン性が低い卵黄から始めましょう。
しっかりと茹でた卵黄だけを取り出し、ごく少量から試しましょう。
肉は鶏ささ身から始める事をおすすめします♪
このほかにもアレルゲンはあるので、少しずつ離乳食を進めながらしっかりと観察・チェックをしていきましょう。
アレルギー反応には即時型反応と非即時型反応があります。
(即時型反応)
食後2時間以内に意識障害や血圧低下などの全身性症状が出ること。
もし、このような症状が出た場合はすぐに病院へ行きましょう。
(非即時型反応)
食後6~8時間後に起こる遅発型と、1~2日後に起こる遅延型反応のこと。
自己判断で治療せず、必ず医師の診断を受けましょう。
(アレルギー症状)
症状としては蕁麻疹、むくみ、赤み、湿疹、咳、ぜん鳴(ぜいぜい、ヒューヒュー)、嘔吐、下痢、血便、意識障害や血圧低下など
離乳食|中期での量・回数は?
次に離乳食中期での食事量を見ていきましょう♪
中期の離乳食での量はどのくらい?
離乳食中期で与える量の目安はこちら。
- 7~5倍粥・・・50~80g(大さじ5杯)
- 野菜・・・15~20g(大さじ2杯)
- 果物・・・5~10g(大さじ1杯)
- たんぱく質・・・豆腐だと30~40g、肉・魚なら10~15g
基本的な中期の離乳食の量は上記の通り。
離乳食の量の目安は本などにも書いてありますが、その平均値を基準に下限0.8~上限1.2倍程度、量を調整しても問題はありません。
離乳食中期以降は各時期の目安量を参考にしながら、食べる様子を見ながら量を調整しましょう。
食べムラがあり、食べないこともありますし、「もっと欲しい!」と泣くこともあります。
欲しがる時は、食べたいだけ食べさせてOKです。
ただ、食べた後に便秘や下痢など、体調に変化がある場合は食べすぎの場合もあります。
お子さんの様子や体調に合わせて進めていきましょう。
中期の離乳食は一日に何回?
離乳食中期には1日に2回となります。
あなたやあなたのお子さんも少しずつ離乳食に慣れてくると、食べるスピードが速くなりがちなので気を付けましょう。
◎離乳食中期には離乳食+ミルクを
少しずつ離乳食の量が増える離乳食中期。
離乳食とミルクの栄養の対比は3:7~4:6。
しかし、まだまだ栄養のメインはミルクです。
ミルクの量はメーカーによって少し違いますので、ミルク缶に書かれている目安量を参考にしましょう。
平均の量は1回200~220ml、回数は5回です。
離乳食後のミルクの量は、食べた離乳食の量によって加減しましょう。
今回ご紹介した離乳食の目安量は、あくまで目安量。
あなたのお子さんが月齢の目安量に達していないからと言って慌てる必要はありません。
大人も食べる量はそれぞれ違いますよね。
赤ちゃんも一緒で子どもによって食べる量は違います。
大人が用意する離乳食の量が、その赤ちゃんにとって「適量」ではないこともあります。
今、あなたの赤ちゃんが食べている量が適量と思って良いでしょう。
食べる量に意識を向けすぎず「楽しく食べる」離乳食の時間を意識してみてくださいね。
離乳食|中期にはこちらのお粥を
離乳食中期の基本【7倍粥】
離乳食中期には食べられる食材も少しずつ増えていきますが、やはり離乳食の基本となるのはお粥です。
離乳食中期には7倍粥~5倍粥がおすすめ。
7倍粥の作り方はこちらを参考にされてください。
離乳食の【5倍粥】はいつから?5倍粥に移ろうとお考えのあなたへ
離乳食|中期に使える食材や調味料
離乳食中期にも使える食材|野菜・果物編
離乳食初期と比べると少しずつ食べられる食材や使える調味料も多くなります。
離乳食に使える食材は主に野菜や果物が中心となってきます。
初期から与えられる野菜や果物をまとめているので気になる方はこちらをご覧ください。
離乳食中期に使える調味料は?
離乳食中期に使える調味料の種類も少しづつ増えていきます。
この時期に使える調味料はこちらを参考にされてください。
◎塩分は体に負担となる
まだ消化器官が未発達なため、この時期に塩分を摂取し過ぎてしまうと赤ちゃんの体への負担となってしまいます。
食材自体にも塩分が含まれていますので塩分の摂りすぎには注意しましょう。
離乳食|中期にぶつかる問題と対処法
離乳食に取り組みはじめ、あなたも一度は以下の事を感じた事があるのではないでしょうか?
- 成長に必要な栄養をしっかりと摂れているのかわからない・・。
- 離乳食を口から出してしまい、あまり食べてくれない・・。
- 逆に離乳食を欲しがる事が多く、食べ過ぎてしまっているのでは?
こちらの対処法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
離乳食で栄養は摂れてる?と感じているあなたは・・
まず、食べる量よりも「体重の増え方」に注目しましょう。
先程紹介した離乳食の目安量は、あくまでも目安量です。
大人でも食べられる量に違いがあるように、お子さんにも差があります。
なので、食べる量よりも体重の増え方に注目しましょう。
発達曲線のグラフ内で、カーブに沿って増えているなら問題はありません。
しかし、発達曲線のグラフにおさまっているからといって必ずしも安心とは限りません。
- 急激な体重増加がみられる。
- 体重の成長グラフが下がっている。
- 体重の成長グラフが横ばいになっている。
このような様子が伺える時には注意が必要。
体重の成長グラフがぐんと上を向いている時にはエネルギー過多の可能性が出てきます。
逆に体重の成長グラフが下がってしまうのは要注意。
医療機関や専門家に相談しましょう。
この時期はあなたのお子さんの体が大きく成長する時期ですので、体重の成長グラフが横ばいになるという事はありえません。
栄養が足りていないことが予測されるので、離乳食の取り組み方の見直しが必要です。
体重の成長グラフが発達曲線の下の方でも範囲内におさまり、緩やかなカーブを描きながら上昇していれば問題はありません。
離乳食を口から出してしまう事が多い。とお悩みのあなたは・・
離乳食中期に入った、お子さんの食べない原因としては、
◎離乳食の形状が裏ごしからみじん切りになり、戸惑う。
◎月齢があがり、遊ぶことにも興味、関心が出る。
今まで滑らかに調理されたものが粒々になったことで戸惑う子もいます。
◎離乳食中期の「食べない」お悩み解消ポイント
- 一度、離乳食初期のような裏ごしに戻してみる。
- 裏ごしを食べたら、軟らかくい食材から裏ごし1:みじん切り1で混ぜてみる食べさせてみる。
- 2が慣れたら徐々にみじん切りだけにする。
という手順も試してみましょう。
トライ&エラーはとても大切。
現状で難しさがある場合は、前の段階に戻って繰り返し練習しましょう。
水溶き片栗粉など、とろみをつけることもおすすめです。
離乳食中期の赤ちゃんが、食べてくれないときは以下の3つのチェックしてみましょう。
・食材のやわらかさ
・食材が大きさ
・食材の滑らかさ
を意識しましょう。
しかし、あなたのお子さんが小食であっても元気があり、発達曲線に沿ってカーブを描いていれば心配することはありません。
離乳食の摂取状況を1週間単、最終的に1カ月単位で成長を見るように心掛けると「食べない」不安も少し和らぐかと思います。
あなた自身も離乳食で悩み過ぎ、負担に感じ過ぎないようにしましょう♪
離乳食を食べ過ぎている?と感じているあなたへ・・
食事が終わると泣いて怒る、というお子さんには目安量よりも多くあげて構いません。
お子さんの体質によっては目安量より食べても体重が増えにくい子もいるので、そのような時は与えてあげましょう。
しかし、よく食べるこの場合、あなたのスプーン運びが速すぎるという事も要因の1つとして考えられます。
お子さんが「食べさせてもらう」事を待っており、次から次へと口に離乳食が運ばれてくると満腹にならずに食べ過ぎてしまう事になってしまいます。
このようにならないように、赤ちゃんが自分からパクッと食べる動作が出来るように、スプーンは口の奥に入れずに唇の上にのせ、一口の量を少なくしゆっくり口へと運ぶことを意識しましょう。
◎体重の成長グラフが急に増えてしまっている時は
野菜の量を増やし、噛み応えをアップさせましょう。
野菜を増やし、主食はほどほどに。
タンパク質は適量を守ると、体への負担もかかりません。
野菜は切り方を大きくし、お粥は水分量を少し控えると噛み応えが出てきます。
離乳食中期|離乳食の食べさせ方
- 下唇をスプーンでトントン。軽く触れます。
- 口を開けたらスプーンを唇と平行にし、下唇に置く。
- 赤ちゃんが上唇で挟み、口の中に取り組むのを待ちましょう。
- スプーンを水平に引き抜く。
こうすることで、赤ちゃんの咀嚼力を促すことができます。
この咀嚼力が育っていないと、離乳食が進みにくいことがあるので意識してみましょう。
離乳食中期|食べさせる時に注意すべき事
◎上あごに擦り付けることはやめましょう
赤ちゃんが自分で離乳食を取り込むための口の動きがなされず、離乳食を口の中に取り込む練習になりません。
◎口の中に十分なスペースを確保しましょう
一口の量が多すぎると口の中が満杯になってしい、噛まずに飲み込んでしまう事に繋がります。
スプーンの前半分程くらいの量を心掛けましょう。
まとめ
お子さんの様子や状態に合わせ、進めていくことが大切な離乳食。
トライ&エラーを何度も繰り返しながらゆっくり進めていきましょうね♪
離乳食を進めていくにあたって守らないといけないことは沢山あります。
この記事やその他の記事を繰り返し見返しながら、進められてくださいね♪
(次のステップへ移る目安)
- 豆腐くらいの柔らかなかたまりを、口を動かして食べられるようになる。
- 食べている離乳食を合わせて、子ども用のお茶碗1杯程食べられる。
- バナナの薄切りを食べさせると、歯茎で噛むような仕草が見られる。
こちらが確認できれば、次のステップへ移りましょう。
【離乳食後期】の進め方|離乳食後期に移る前にこちらをチェック!
そして、離乳食作りや与えることにママやパパが負担に感じ過ぎないように、負担を軽減できるところは軽減しちゃいましょう。
現在、離乳食は様々なものが販売されています。
こちらも活用し、ママやパパも無理なく進めていってくださいね😊
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