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このページをご覧になっているという事はお子さんの離乳食に【リンゴ】を使いたいとお考えの事でしょう。
大人にも人気の【リンゴ】。
【リンゴ】は離乳食にも取り入れやすい食材です。
今回は離乳食でリンゴを与えたいとお考えのあなたの為に離乳食でリンゴを使う前に押さえておくべきポイントをまとめます。
ぜひ、最後までご覧になってください♪
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目次
離乳食でリンゴを使えるのはいつから?
離乳食でリンゴを使える時期
リンゴを離乳食で使えるのは【離乳食初期】から。
カルシウムをはじめ、鉄分、ビタミンCも豊富なりんごは離乳食初期から与えてOK。
初期 | 中期 | 後期 | 完了期 | |
---|---|---|---|---|
りんご | ○ | ○ | ○ | ○ |
リンゴにはお腹の調子を整えてくれる栄養素も多く含まれています。
リンゴに含まれる栄養素や働き
- 有機酸
クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。
- カリウム
体内の塩分を排出する働きがあり、高血圧に効果があると言われています。
- ペクチン
主にリンゴの皮の部分に多く含まれています。
整腸作用を促しコレストロールを排出する作用や便秘を防ぐ効果があります。
- ポリフェノール
ポリフェノールにはコレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。
また、がん予防にも効果があると言われています。
最近では、このリンゴポリフェノールには、皮膚の老化を防止する働きがある事も解ったそうです。
大人にも嬉しい栄養素がいっぱい含まれていますね。
離乳食でのリンゴの下準備
リンゴの変色は気にしなくても良い?
包丁で切った後リンゴが茶色になるのは、リンゴに含まれるポリフェノールが酸化酵素によって空気反応して酸化するため。
塩水につけると酵素の働きを抑え、酸化を防ぐのでリンゴが変色しないという事は多くの方がご存知かと思います。
しかし、塩水につけることでリンゴにも塩分が付着してしまいます。
消化器官がまだ未発達な子どもにとって塩分は体への負担となります。
離乳食にリンゴを使う場合には塩水につけたりせず、調理後すぐにお子さんに与えるようにしましょう。
酸化してしまい、多少変色してしまっても栄養素には大きく差はありませんが、離乳食にリンゴを使う場合には少しでも新鮮な状態の方が好ましいです。
下処理・調理後は出来るだけ時間をおかずにお子さんに与える事を心掛けましょう。
離乳食ではリンゴの皮は取り除くべき?
リンゴの皮の部分にも栄養素が多く含まれています。
しかし、リンゴの皮も離乳食の時期によっては取り除いた方が良い時もあります。
離乳食でリンゴを使うときの下準備はお子さんの月齢や離乳食の進み具合によって調整しましょう。
離乳食初期に与える場合
- 皮と芯部分を取り除き、小さめに切る。
- 鍋にリンゴがかぶるくらいの水を入れ、煮込む。
- 十分に火が通り柔らかくなったら裏ごし・すり潰し、ペースト状にする。
※鍋で煮らずに、電子レンジを使って火を通すことも可能です。
◎離乳食初期には実の部分のみをペースト状にし、加熱してから与えるのがおすすめ。
離乳食中期以降に与える場合
離乳食では食材を「加熱」することが基本。
リンゴの形状や与え方は離乳食の各時期の進め方や、あなたのお子さんの様子に合わせて調整していきましょう。
各時期の進め方はこちらの記事も参考にして下さい♪
離乳食の進め方|5カ月~6カ月の赤ちゃんがいるあなたが離乳食で気を付けなければならないこと
【離乳食|中期】に移行前に必ずチェックを!~生後7カ月~8カ月になる赤ちゃんがいるあなたへ~
【離乳食後期】の進め方|離乳食後期に移る前にこちらをチェック!
離乳食で与えるリンゴ量は?
リンゴを与える量
初めてお子さんにリンゴを与える時は小さじ1から。
慣れてきたら小さじ2、小さじ3・・・と量を増やしていきます。
1回に食べさせる量は離乳食の時期やお子さんの様子に合わせて少しずつ増やしていきしょう。
以下の表はビタミン類(野菜・果物)を食べさせる量を時期別に示したものです。
離乳食|初期 | 10g |
離乳食|中期 | 20~30g |
離乳食|後期 | 30~40g |
離乳食|完了期 | 40~50g |
こちらも参考にしながら量を調節していきましょう♪
離乳食でリンゴアレルギーのチェックを
リンゴにもあるアレルギー
もちろんリンゴでもアレルギー反応が出る場合があります。
初めてリンゴを食べさせる時には必ずアレルギーのチェックを行いましょう。
アレルギーの原因となる果物のアレルゲンは、加熱すると分解されます。
ジャムや缶詰を食べた場合には症状が出ないことが多いです。
同じ果物や搾りたてのジュースなどを一度に多量に摂取しないことにも気を付けましょう。
アレルギー反応には即時型反応と非即時型反応があります。
(即時型反応)
食後2時間以内に意識障害や血圧低下などの全身性症状が出ること。
もし、このような症状が出た場合はすぐに病院へ行きましょう。
(非即時型反応)
食後6~8時間後に起こる遅発型と、1~2日後に起こる遅延型反応のこと。
自己判断で治療せず、必ず医師の診断を受けましょう。
(アレルギー症状)
症状としては蕁麻疹、むくみ、赤み、湿疹、咳、ぜん鳴(ぜいぜい、ヒューヒュー)、嘔吐、下痢、血便、意識障害や血圧低下など
リンゴの保存方法
リンゴは冷凍保存しても良い?
リンゴは冷凍保存ができます。
冷凍保存の手順は
- リンゴの表面を水洗いする。その後水をしっかりと拭き取る。
- 皮は向かずに8等分にカットする。
- フリーザ袋に小分けし、冷凍する。
8等分にして冷凍することで冷凍時間が短縮できます。
冷凍時間が短縮されることで、急速冷凍に近い状況になり、リンゴの品質が落ちにくくなります。
リンゴを切る時には包丁ではなくリンゴカッターがおすすめです。
我が家でも重宝しています♪
忙しい育児や家事を少しでも効率化させ、休息の時間を確保しましょう。
リンゴカッターはこちらがおすすめ。
ぜひ、ご活用ください😊
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リンゴの冷凍保存期間は?
リンゴの冷凍保存期間は約1週間です。
離乳食には出来るだけ新鮮な物を用いるのが好ましいので、保存期間よりも早めに使い切ることをおすすめします。
リンゴの解凍方法は?
一般的なりんごの解凍方法は自然解凍です。
冷凍したりんごを食る前に、冷凍庫から取り出して常温で解凍します。
【解凍時間の目安】
- 切って冷凍した場合:10分~20分
- 丸ごと冷凍した場合:1時間程度
しかし、離乳食に使う場合には【加熱】をしましょう。
レンジでの解凍もOK。
一旦りんごを解凍してしまったら傷むのが早いので、早めに食べきりましょう。
離乳食用のリンゴ 購入はこちらがおすすめ
離乳食にも大活躍のリンゴはこちらから
おすすめなのがこちらの山形産【サンふじ】りんご5kg 約12~20玉前後 訳あり ご家庭用
山形は、全国でも有数のリンゴの産地。
贈答用としては利用できないリンゴの為、お値段も低くなっています。
【訳あり】とはキズや色むらなどで、ギフト用の規格から外れてしまったりんごです。
しかし、実がなるのは贈答用の木と同じ木。
その為、味・栄養には何の変りもないのでおすすめです♪
離乳食で使えるリンゴのおすすめレシピ
リンゴレシピ①リンゴ芋(離乳食初期)
(材料)
- リンゴ 120g
- 芋 120g
(作り方)
- 芋を柔らかく蒸し、フォークなどでほぐす。
- 皮をむいたリンゴをすりおろし、レンジで加熱する。
- 調理した芋・リンゴを混ぜ合わせる。
(ポイント)
芋・リンゴをそれぞれで冷凍保存することも可能。
芋とリンゴを合わせたものをお湯で伸ばしながらお子さんが食べやすい状態に調整しましょう。
芋の分量を少し多めにすると良いでしょう♬
リンゴレシピ②リンゴヨーグルト(離乳食中期)
(材料)
- リンゴ 40g
- ヨーグルト 100g
(作り方)
- 皮をむいたリンゴを細かく切る。
- 切ったリンゴをレンジで加熱する。
- 加熱したリンゴをヨーグルトと合わせたら完成。
(ポイント)
- リンゴの形状などお子さんの離乳食の進み具合によって調節しましょう。
リンゴレシピ③リンゴの蒸しパン(離乳食後期)

(材料)
- リンゴ 40g
- ホットケーキミックス 120g
- 牛乳or豆乳orミルク 60~80ml
(作り方)
- 皮をむいたリンゴをみじん切りにする。
- みじん切りにしたリンゴをレンジで柔らかくなるまで加熱する。
- ホットケーキミックスに牛乳or豆乳orミルクを少しずつ加える。
- リンゴとホットケーキミックスを混ぜ合わせ、クッキングシートに乗せレンジで加熱する。
(ポイント)
- リンゴの形状などお子さんの離乳食の進み具合によって調節を。最後にレンジで加熱し、調理する際は竹串などで中の状態を確認し、中まで火が通っているか確認しましょう。
まとめ
◎リンゴは離乳食初期から食べることができる。
◎離乳食初期には特に皮をむいた状態で与える。
◎アレルギーチェックを必ず行う。
◎離乳食の時期には変色を防ぐための塩水は使わない方が良い。
◎冷凍保存するときは1週間を目安にする。
という事を覚えておきましょう♪
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