子どもの【イタズラ】|親の認識の差が子どもの能力の差に?

小さなお子さんがいるご家庭のママさん、パパさんは子どものイタズラに悩ませた経験があるのではないでしょうか?

実は、子どもが行う【イタズラ】は子どもの成長の兆しでもあります。

今回は0歳~6歳の子どもに見られるイタズラに対して親がもっておきたい認識・考え方を紹介します。

親の認識によって子どもの成長・発達に大きく差が出てくるといっても過言ではありません。

子どものイタズラに対する親の認識・考え方が変わると子どものイタズラび対するイライラも軽減されることでしょう。

イライラしない子育ての為にも大切な要素です。

ぜひ、最後までご覧ください。

子どものイタズラは知的欲求の現れ


イタズラは知的な欲求を満たす大切な経験

多くのママさんパパさんがたくさん遭遇してきたであろう様々なイタズラ。

子どもがティッシュを何枚も出してしまうという事もその一例です。

大人からしたら、「なんで!?」「もったいないことをしないで!」と思ってしまいますよね。

この大人からしたら迷惑な行動も子どもにとっては知的な欲求を満たすための大切な行動なのです。

こどもには敏感期といって、ある能力がグーンと発達する期間があります。

その時期は「敏感期」といわれます。

この敏感期にはいくつか種類があります。

1.言葉の敏感期 … 文字や言葉に興味を持つ時期
2.秩序の敏感期 … 同じ行動、いつも同じ物を好むなど、こだわりを見せる時期
3.感覚の敏感期 … 五感の成長をする時期
4.運動の敏感期 … 歩く、運ぶ、持ち上げるなどの様々な運動をしたい時期
5.数の敏感期  … 数を数えたり、身の回りの数字に興味を持つ時期
6.文化の敏感期 … 車や国旗など色々なものに興味を持つ時期

というものが存在します。

その中でもティッシュを取り出す動作は、感覚の敏感期にあたります。

ティッシュを取り出す時に使う指の動きの発達。

また、様々な物を口に入れることによって、味覚を発達させる時期でもあります。

このように子どもが行うイタズラにはすべて知的な欲求から発生する行動なのです。

子どもの敏感期には時期がある

このように知的な欲求が多くみられる「敏感期」は一定の年齢時に多くみられます。

その年齢は0歳~6歳。

特に将来の人格や子どもの脳の土台となるような発達の敏感期は3歳までに最も強く表れます

0~3歳までの時期に様々な種類の遊び(イタズラ)を経験することで子どもの脳の神経細胞がどんどん繋がり、脳の潜在能力が引き出されます。

このことからも、小さな頃からのたくさんの遊びの経験(イタズラ)が脳の構築に大きく影響を及ぼすことがわかりますね。

赤ちゃんも知的な欲求を示す

赤ちゃんが泣く理由には「お腹が空いた」「眠い」「オムツを変えてほしい」「寂しい」などいろいろありますが、実は「もっと遊びたい」という理由で泣いているケースも少なくはありません。

赤ちゃんが玩具を使って遊んでいる時に玩具を取り上げると泣き、戻してあげると泣き止みまた遊びだすというケースがあります。

この時に考えられる子どもの心情は「もっと遊びたい」という事が予想されます。

その欲求をしっかりと満たしてあげることで満足し泣き止むという事なのです。

LITALICOワンダー

子どものイタズラは脳の土台を作る


上記でも述べていた子どもには「敏感期」があるという考え方は、イタリア最初の女性医学博士のひとり、マリア・モンテッソーリという方が考案したモンテッソーリ教育という教育方法の中で述べられています。

モンテッソーリ教育についてはこちらの記事で詳しく述べていますので参考までに。

【モンテッソーリ教育】とは?家庭でも活用できるモンテッソーリ教育的思考

子どもはイタズラで脳を活性化させている

赤ちゃんは生まれつき大脳に140億もの神経細胞をもっています。

この神経回路が多くつながっている方が大きくなってから脳の機能を有効に使えるようになります。

この神経細胞は新しいことを学んだり体験したりする度に繋がっていきます。

子どもはこの神経細胞を繋げ、新しいネットワーク作っていくように生まれつきプログラミングされているといわれているのです。

イタズラによる脳の活性が盛んなのは3歳まで

脳科学的に3歳を過ぎてしまうと、刺激を与えても神経細胞が繋がりにくくなると言われています。

また、脳の神経細胞は誕生した瞬間が一番多く、その後は減少の一途。

生き残る神経細胞は3割程度で、成長してもその数字に変化はありません。

神経細胞が繋がりやすい3歳までにこの3割程度の神経細胞をたくさん刺激し、細胞同士をつなぎ合わせてあげることで将来、多くの能力を引き出すことができるのです。

子どもが行うイタズラは脳が成長しているというサインだという認識をもつことが望ましいでしょう。

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子どものイタズラは成長のサイン


イタズラは成長している証拠

忙しい子育ての中で余裕がなくなり、「ダメ!」「いい加減にしなさい!」と、声を荒げてしまう事もあると思います。

しかし、子どもの行動を見つめ、なぜそのような行動をしているのか理由や原因を考える習慣を付ける事が欠かせません。

子どもが知的な欲求を満たしたいという事は自然な感覚です。

その行動自体をやめさせようとすることは不可能です。

私達大人は子どもが成長するためのステップとして捉え、どうしたらその知的な欲求を満たしてあげれるか?という考え方にシフトチェンジしましょう。

子どものイタズラを止めてしまうと・・

知的な欲求を満たすために起こるイタズラを無理に止めてしまうと、子どもは欲求が満たされず不完全燃焼のままになってしまいます。

その為、同じような行動(イタズラ)を繰り返してしまいます

子どもは不完全燃焼で終わり、私達大人も「同じことを何回もしないで!」という感情に苛まれてしまい、悪循環に陥ります。

そのような状態が続くと、大きくなってからも大人との関係性がうまく作れず、精神的に不安定な子どもになってしまいます。

子どもは親を困らせようとそのような行動をとっているわけではありません。

知的な欲求を満たすための行動を充分に経験すると、ある時点で満足し、その行動は自然とストップします。

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子どものイタズラは充分に経験させよう


イタズラは私達、親にとって都合の悪いことばかりかもしれません。

しかし、子どもは自分の能力を引き出す為に夢中になっているんだと考え、充分にイタズラができる環境を作ってあげましょう。

実は私も子どもが「ティッシュを何枚も出してしまう」というイタズラに頭を悩ませていました。

しかし、充分にイタズラを経験させることでその行動は改善されました。

ここで、その成功例を紹介します。

私のイタズラ改善成功例

私が行った対応はとても簡単なので、同じ悩みを抱えてあるママさんやパパさんはぜひ参考にされてみて下さい。

我が子は「ティッシュを何枚も出してしまう」イタズラが多かったので、「引っ張り出す」という行動を沢山経験させてあげました。

用いた道具は2つだけ。

  1. ティッシュの空き箱
  2. 薄手のスカーフ

まずはティッシュの空き箱を用意します。

そして薄手のスカーフを空き箱に入れる。

スカーフの端を取り出し口から少し出しておき、子どもが何回も「引っ張り出す」という行動を経験させる。

といった内容です。

ただ、何回も箱の中に入れる作業が正直面倒という方も多いですよね。

私もそう感じていました(笑)

なので、スカーフはこれを繋げて準備しました。

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様々な色があるので、「引っ張る」という行動と色の変化を同時に楽しむことができ、子どももとても楽しそうでした。

まとめ


  • 子どものイタズラは知的欲求・成長の現れ
  • 子どものイタズラは脳の神経細胞を活性化させる
  • イタズラを無理に止めると、成長のチャンスを潰すことになる
  • イタズラは充分に経験させてあげる事で改善される

という事を覚えておきましょう。

イタズラに夢中になっている子どもを見て「集中している」「成長している」と前向きにとらえる事で、今まではただの迷惑な行動に見えていた事が違って見えてくるかと思います。

事故や怪我に繋がる事や、他の子を傷つけてしまう事などはしっかりと線引きをしながら子どものイタズラに寄り添っていきましょう。

子どもではなく私達、親の考え方・見方を変える事で将来的に子どもの能力にも向上がみられ、大切な我が子の生きていく力にも大きな差がでる事でしょう。

LITALICOワンダー

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